~君という光~
「やっとか。
お前俺が転校してきたときいち早く俺に話しかけてくれて。
すごく優しくて明るくて楽しそうだった。」
楽しそうだった、て過去形だね。
確かに、今は全く楽しそうじゃない。
「へぇ。」
短く言い返す。
「前にも聞いたけどお前、過去に何があったんだろ?
俺が転校してから。」
あぁ…。
ビルの屋上から落ちそうになってたのを止めてくれたときに聞かれたことか。
「透真が転校してからじゃない。2年生になってから。
クラスが離れたからきっと知らないんだ、透真は。」
お前俺が転校してきたときいち早く俺に話しかけてくれて。
すごく優しくて明るくて楽しそうだった。」
楽しそうだった、て過去形だね。
確かに、今は全く楽しそうじゃない。
「へぇ。」
短く言い返す。
「前にも聞いたけどお前、過去に何があったんだろ?
俺が転校してから。」
あぁ…。
ビルの屋上から落ちそうになってたのを止めてくれたときに聞かれたことか。
「透真が転校してからじゃない。2年生になってから。
クラスが離れたからきっと知らないんだ、透真は。」