~君という光~
鈴音かぁ…。

家に着いたあたしはずっと鈴音のことを気にかけていた。


あんなに明るくて優しかった鈴音がまるで人が違ったようになっていた。
すごく冷たくてひどい口調。
正直そんな鈴音に引いてしまった。

誰かに心を操られているんじゃないかと思った。
まぁ、そんなことはないけど。



鈴音は何か隠してる。
そんな気がする。

女の勘ってやつ?

ネコかぶっているっていうのも絶対に嘘だと思う。

鈴音はそんな人じゃない。

そう信じてる。

信じていていいんだよね…?

鈴音を…。

< 67 / 173 >

この作品をシェア

pagetop