~君という光~
だから、

「ごめんねー。」

と棒読みで言ったら、

「はぁ~?棒読みって…。
 まぁ、いいやぁ。」

透真は少しガッカリしてたけど許してくれた。

「さ、早く教室にいこーぜ!」

透真はそう言ってあたしの手を引いてきた。

もう冬だから外は寒い。

でも、透真の手は温かかった。

なんだろう…。
温もりっていうのかな。




そのまま二人は教室へ向かった。
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