～君という光～

そして、あっという間に時間は過ぎ今は帰り道。

あたしと透真はいつものように並んで帰って行った。

透真との会話は尽きることなく、続いていた。

そして、別れた後走って家に帰った。

「ただいま。」

「おかえりー。」

誰もいないと思ってたのに。
すごくびっくりした。
そして嬉しかった。

おかえりって言ってもらえたのって何か月ぶり？

「きいな、今日は早かった…。髪型変えたの？」

微笑みながらあたしの元へきたお母さんはあたしの姿を見たときびっくりした顔して話を変えた。

「うん。昨日美容院行って来た。」

「あら、よく似合ってる！」

「ありがと。」

お母さんと会話をしたのも久しぶりだ。
いつも仕事で忙しいとか言って家にいない。