ただ、思って・・・ただ、愛して・・・
その時は「そうか・・・」
で、終わった。けれど、もともと私はあぁやって振ってしまったけど気にはなっていた。
でも、あの時はホントに焦ってしまった。
怖かったんだ。
もし、つきあったとしても、ドラマみたいに不倫されたりしたら。今思えば修也はそんなことする人じゃないことぐらいわかっているけど。
そして、私は勇気を振り絞ってメールで聞いてみた。
「好きな人いるの?」
と。そしたら返事はすぐに来た。
「好きな人というより、彼女いる。」
うん。そりゃそうだろう。悲しい一面もあったが、納得した気持ちの方が多かった。
私がふってしまったから、違う人と付き合うのは当たり前だよね。
こんなんで私が悲しんじゃいけない。
だから今度は私が思う出番だから。
こうして、私の片思いは始まったんです。
高校も、いろんな人に修也がどこ行くかも聞いていった。これは完璧ストーカーだと思いながらも、でも、同じ高校に絶対行きたかった。
そこの高校はやはりすごく頭が良くないとはいれない。私は一生懸命勉強した。遊ぶ暇も省いて全部勉強をした。
そして今この結果。お互い合格できたのだ。
でも、やっぱり日常は中学の時と変わらない。
クラスは私が2組で修也が1組。推薦で受けたからクラスを決めるテストを受けたところ、残念ながら私のほうが成績が悪かったみたいで、1組にはなれなかった。