スマイル
「あ~あ・・・完全に遅刻だよね」 
 
と私はクスクスと笑いながら言った。 
 
「ああ・・・多分3時限目には出れるんじゃね?」 
 
「私サボったの初めて!!何か楽し~♪」 
 
「お前遊んでるように見えるけどけっこうマジメなんだな」 
 
私はフンッとアキラがいない方を向いた。 
 
「おい・・・」 
 
アキラが呼ぶけど私はアキラの方を向かない。 
 
「・・・・」 
 
アキラは黙り込んだ。 
 
「先・・・行くからな」 
 
・・・・えっ!?
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