*Love Mail*-恋のはじまり-








理性を我慢して、俺はこう呟いた。






すると、またしても見る見るうちに真っ赤になっていくちひろ。






それが、すごくおかしかった。






「ふっ。真っ赤だな。」







そう言って、俺はちひろの頬に触れた。






「れ、蓮くんがそんなこと言うから…。」






こいつ…





「また、”蓮くん”になってんだけど。」






「あ…。」





気づいたちひろは、またまぬけな声を出した。





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