*Love Mail*-恋のはじまり-
2人きりにならないと、ちゃんと告白できねーし…
建斗のほうを見ると、建斗はなぜだか満面の笑みだった。
何笑ってんだ、こいつ…
「そんなの俺にまっかせなさい!!!俺らがおまえらの恋のキューピットになってあげるから!」
何言ってんだよ、こいつ…
しかも、声でけーし…
俺の思ったとおり、声がでかかったため、周りの女子は、その会話を聞き逃さなかった。
「ねー、建斗ー!!何々、恋のキューピットって??」
「もしかして、蓮くん好きな人いるの??」
「はいはーい!!あたし、蓮くんの彼女に立候補するー!!!」