タイトルなしの物語
「とりあえず…どうする?」
私は特に意見も思いつかずに2人に聞いた。
「そうだな…」
紫苑も悩んでるみたい。
「ちょっと強引だけど…」
太陽が話し出した。
「とにかく俺らは瑞恵にも咲花にも普通に接してみる?」
ごくごくシンプルだけど、一番現実味のある意見。
私も紫苑も特に何も思いつかないし…。
「瑞恵のストレスにならないか?」
太陽は紫苑に確認してる。
「分からないけど、瑞恵に何かを頼むよりいいと思う」
うん、私も同じ意見。
「朱莉は?」
「うん、私も紫苑と同じ」
明日から大丈夫かな?