タイトルなしの物語
俺がさっきあっちゃんに春香の居場所を聞いたら、わざわざ探しに行ってくれた。
兄ちゃんが好きになるのも分かる気がする。
でも…やっぱり俺はあっちゃんの妹の春香が好きだ。
「た…大河?」
俺の願いが通じた?
って思えるほどグッドタイミングで俺の所に来た春香。
「ん?」
「話したいことがあるの。私の部屋に来て?」
今年のパーティーは檜垣家だから。
「俺も…話したいことがある」
俺たちは2人で春香の部屋に向かった。