タイトルなしの物語
scene18<愛してる…>
「ただいまー!」
「おかえりぃ!」
春香が笑顔で出てきた。
「どうしたの?嬉しそうね?」
「へへ…っ。大河のとこ行ってくる!英語教えてもらうの!」
春香は本当に嬉しそうに出て行った。
あれから、春香と大河は順調。
太陽と似て大河も頭が良いから、いつも教えてもらってるみたい。
春香も年を越したら受験だから…。
早いなぁ…。
「お腹空いたな…」
私はキッチンに進んで冷蔵庫を開ける。
野菜はある。
戸棚を見ると、ラーメンもある。
よし、野菜ラーメンにしよう!