タイトルなしの物語
「ジュース頼む?」
太陽の言葉に頷いた。
「オレンジジュースのSサイズ2つ」
太陽は手際よく頼んで、紙袋も貰ってくれた。
「ありがとうございました~」
再び店内に声が響き、私達は店内の椅子に腰を下ろした。
「はい」
太陽にジュースと紙袋を渡された。
「ありがとう…太陽も要るの?」
太陽も貰った紙袋をポケットに入れている。
「あれ?言ってなかった?俺もいつも持ってんだよ」
知らなかった…。