happy birthday~君との約束~㊤


立ち止まってしまうときっと涙があふれてしまうから


私は走り続けた


「私ってホント…最低な女だなー」


俯いてしまうともう止められることの出来ないほど涙は流れた


「ごめんね、二人とも…」


私は何もするなくその場に座り込むことしかできなかった


転んだ拍子に膝を強く打って、青くなっている


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