私の歩く道
だんだん普通に戻ってきた
そして分かる
キスしてた男の人に支えられてる?
だけど息は整わない
必死に袋の中で息をする
また目を閉じる
そしたら意識まで落ちた
「ん?」
目を擦る
腰を少しあげ壁にもたれる
胸元までかけていた毛布が足へ落ちた
誰だろ
周りを見る
二階の部屋だ
自分の荷物が見えた
「はぁ。」
「やっと起きたか」
「え?」
誰もいないと思ってたのに
隣でだるそうに壁にもたれかかってる
あの嘘つき男がいた