私の歩く道

もう一回死んでみる?

なんて思いながら
剥がれかけているコンクリートの壁に
手を置く

荷物は重くて足元に置いた

携帯を使ってない手の方に置く
メールか電話かきているのか
5秒おきに光る

携帯の中は開けず

空を見ようと
頭をあげた

雲だらけの空
ちょっとだけ光りがさしてた

今は春だけど
そんな季節も忘れるような空

自分で言ってるけど
何言ってるか分からない

そんな事を思ってる自分が
一番分からない

「はぁ」

ため息は重くでた


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