猫が好き!


「九十九パーセント」


 どうやら成功しそうだと真純がホッとしかけた時、画面の下から赤い文字が湧き出した。


「赤出た」
「え、マジ?」


 シンヤが慌てて真純の前の画面を覗く。
 その間に赤い文字の行は、あっという間に画面の上まで到達し、そこで固定された。
 下からはまだ次々と白い文字が出てくる。

 焦った様子でシンヤが自分の画面に視線を向けた。
 その隙にまた赤い文字が現れた。


「あ、また赤」
「え?」


 そしてシンヤの見つめる前で、下から次々に赤い文字が湧き出し始めた。

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