キミと私の理想論(短編)【完】


『沙織…』




ドキン、ドキン



名前を呼ばれただけで胸が悲鳴をあげる。





『崇…なんかやめて…オレにしろよ?』





そう言って、千歳は今度は私の額に優しいキスをおとした。





『な、な…』




そんな千歳に対し、口をパクパクさせる私。




さらに顔があつくなった。




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