キミと私の理想論(短編)【完】


『そういう意味じゃないって!誉めてるんだから』



舞花は、慌てたようにそう言うけど、全然誉められてる感じがしないのは私の気のせいだろうか?






そんな時だった、





『舞花〜!』




『あっ、崇!!』




なんと、舞花の愛しのダーリン、タカちゃんがいきなり登場。




舞花にぎゅーっと、抱きつくタカちゃんは、なんだかかわいい。





『…タカちゃん、人前でイチャつくのはやめようよ…』




とりあえず、私は、そう宥めてぉいた。





てか、タカちゃんがいるってことは…。




『崇!』




案の定、後ろからそんな声が聞こえてきた。




< 3 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop