透明色の恋
3・・・始まりの音



キーンコーンカーンコーン・・・。


・・・やっと待ちに待った夏休みがくる。


先生:・・・と、言うことで中学生らしく夏休みを過ごして下さい。
   
   なにか質問は? ・・・じゃあ、委員長。


委員長:・・・きりーつれーい。


みんな:ありがとーございましたーぁ。


みんなが一斉に教室から出て行く。

そこまで 楽しみでしたか・・。みなさん・・・。

遠くでアタシを呼ぶ声がする。


聖:おい、杏架ー。帰るぞー。

杏:あいよー。

アタシの一番の友達とも言っていいほどの男友達。吉沢 聖

     
杏:ま、みーんな そんなもんだよねー・・・。
  
  ねー、聖はさー、夏休みなんかすんの?


聖:んー・・・俺はなー・・・世界一周(笑)

杏:馬鹿丸出し(笑)

         聖がクシャッと笑う。

聖:俺はー・・・。

杏:んー・・・?

聖:身長のばす。

杏:ブフッ

聖の肩がピクッと動く

聖:お、お前笑ったな!?こっちは真剣に言ってやったのに!!

アタシはお腹を抱えて笑う。

杏:ご・・・ごめ・・ww・・腹い・・た・・・ww

  聖、アタシよりも背、低いしねww

聖:お前に言われたくないわ!!

  お前俺と一センチしか変わらないくせに!!

杏:・・・ちび男。

アタシがボソッとイヤミを言う。

でも 決まってこんなときは聖の地獄耳が働き・・・。

聖:んだと!?ちび子っ!!

杏:は!?ちび男!!

聖:は!?ちび女!!


こうなるんだよね(笑)
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop