海の花は雪
ちょっと興奮しながら、昨日見た夢の話を詳しく話した。
とは言っても、内容は覚えてないんだけど…
「…そっか…ハルも見たんだ…宮殿の上で自分が見たのは、女の人だったんだけど…昨日夢の中で、その女の人が゙ロイズ゙って言ってた…」
「え、ロイズ?!ロイズって、この本の主人公の名前と一緒じゃない?」
再び本を開いでロイズ゛という名前を確認した。
「…ロイズは主人公じゃないんじゃない?フレア姫が主人公だと思うけど…」
深谷君が、かなりどうでもいい突っ込みを入れてきた。
「オレは、ロイズとしか思えないよ。ほとんど出ずっぱりじゃない?」
「そう言われれば…」
ふむと、深谷君があごに手を当てて考えている。
「ま、それはそれとして問題はさ、深谷君の夢に出てきた女の人が深谷君に向かっでロイズ゛って呼んだ事だと思わない?」
「…え?」
とは言っても、内容は覚えてないんだけど…
「…そっか…ハルも見たんだ…宮殿の上で自分が見たのは、女の人だったんだけど…昨日夢の中で、その女の人が゙ロイズ゙って言ってた…」
「え、ロイズ?!ロイズって、この本の主人公の名前と一緒じゃない?」
再び本を開いでロイズ゛という名前を確認した。
「…ロイズは主人公じゃないんじゃない?フレア姫が主人公だと思うけど…」
深谷君が、かなりどうでもいい突っ込みを入れてきた。
「オレは、ロイズとしか思えないよ。ほとんど出ずっぱりじゃない?」
「そう言われれば…」
ふむと、深谷君があごに手を当てて考えている。
「ま、それはそれとして問題はさ、深谷君の夢に出てきた女の人が深谷君に向かっでロイズ゛って呼んだ事だと思わない?」
「…え?」