海辺で恋するシンデレラ
何だか、ホッとしたような残念だった様な・・・
って、何考えてるの私。
リビングのソファに先に座っていた波瑠さんが
隣に座る様に、手でトントンと促したので私はそこに座る。
しばらく沈黙が続く。
なにか、話さなきゃ・・・
「あ、の・・・波瑠さん。私の何処が好き?」
「え?」
「だから、お店では答えてくれなかったから・・・」
「知りたい?」
意地悪く微笑み、私の肩を抱き寄せkissをした。
だんだん深くなっていく、kiss。
それに伴い、息が上がっていく。
「クスッ・・・海桜可愛い。涙目になって、トロンとしてる感じ、好きだよ。それに、君の笑顔。笑った時に笑窪が両方に出るだろう?それも好き。それから、料理上手なところとか・・・信じやすくて危なっかしいところも。」