海辺で恋するシンデレラ
「ふっ・・んん・・・」
話しながら、波瑠さんは唇だけでなく、耳や首筋、鎖骨
いろいろな場所にkissを落としていく。
その度に、電流が走ったみたいに刺激が身体中に駆け巡り熱くなる。
全身の力が入らなくなり、波瑠さんにもたれかるようにすると
波瑠さんの力強い腕が、身体を支えてくれる。
「海桜・・・ベッド行こう。」
「ん・・・。」
波瑠さんの首に両腕を回し抱きつくと
私の身体を軽々と持ち上げて、お姫様だっこをした。
そのまま、ベッドにゆっくり降ろされ
組み敷かれた。
「波瑠、好き。大好き」
「俺も、好きだよ・・・海桜、約束して。もう何処にも行かないで。俺から離れないで。傍に居て・・・」
今にも泣きそうな声に聞こえて、波瑠さんの頭を抱き寄せる。
波瑠さんは、2人の間に出来る隙間を無くすように
ギュッと抱きしめ、kissを繰り返した。
その夜は、1週間分の逢えなかった時間を取り戻すかのように
熱く激しく、そして甘~くお互いを求めあった。