海辺で恋するシンデレラ
もちろん、この後
夏生さんが、亜紀にご機嫌をとっていたけど。
夏生さんの、突然のプロ―ポーズといった
ハプニング?はあったけど
とても素敵な、結婚式だった。
もちろん、このパーティも。
波瑠に、海で助けられて
記憶を失って
元店長に襲われたり
波瑠の婚約者が現れたり
いろいろあったけど
こんな素敵な日を迎えられるなんて
思ってもみなかった。
しかも、波瑠みたいな素敵な人と。
「海桜、どうかした?」
「何でもないよ。ただ・・・」
「ただ?」
私は、波瑠の目をジッと見つめた。
「波瑠。あの時、私を助けてくれてありがとう。」