海辺で恋するシンデレラ


ピンポーン・・・


波瑠は、お店に行ってくるって出掛けて行ったし

誰だろう。


そんな事を思いながら、インターホンにでる。


「はい。」

『あ、海桜さん?私よ、朱莉。』


お、お母さま?!


「朱莉さん。今、開けます。」


数分後、朱莉さんは部屋にやってきた。


あ、お母様と最初読んでいたんだけど

他人行儀で嫌だからって、朱莉さんと呼ぶように言われてるの。


リビングに案内し、ソファに座って貰う。


「朱莉さん、今日はどうしたんですか?」

「波瑠がね、海桜さんの体調がすぐれないから様子をみてやってって言うのよ。だから、来ちゃった。」


波瑠さん、心配してくれてたんだ。


「あ、そうだ。お土産買って来たんですよ。」


朱莉さんやお父様、あと湊人さんに

新婚旅行のお土産を買ってきた事を思い出した。


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