海辺で恋するシンデレラ
と、その前にお茶出さなくちゃ・・・
くらっ・・・
急に立ちあがった所為か、目の前がくらっとして
ふらついた。
「あらあら、大丈夫?やっぱり顔色すぐれないわね。」
「すみません。朱莉さんが折角来てくれたのに。」
座ってて、といって朱莉さんがキッチンに立ち
お茶を入れてくれた。
「熱は?あるの?」
「いえ・・・多分、無いです。あっても微熱くらいかなぁ。」
「どんな感じ?」
なんでそんな事を聞いてくるのか分からないけど
きっと朱莉さんも心配してくれてるんだろうなぁ。
「少し身体がダルくって・・・寝ても疲れが取れないって言うか。寝足りないっていうか・・・」
「あら、あなた。もしかして・・・。」