デキちゃってない結婚
「いや純一君とじゃなくて美月君とよ」

 真理子はあからさまにホットした顔をした。

「まさか真理子、純一君とも何かあったの?」

 気を抜いていたぶんダメージは大きかった、心臓が止まるかと思った。ガタガタ震えながら真理子は夏歩の顔色をうかがった。

「そっ!そっ!そんなわけないじゃないっすか!純一君とエッチするわけないじゃないっすか!それに純一君には大切な人がいるみたいですしねぇ!

「まぁーね、さすがに純一君まで関わってたら大変よね」

 真理子はあからさまにホットした顔をした。

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