デキちゃってない結婚
「チケット取れなかったんだよね」
「三日間もあるのに」
「そうなんだよね、それにファンクラブに入ってたらチケット手に入りやすいはずなのにだよ、年間四千円も払ってるのにだよ」
そう言うと真理子は口をとがらせコーヒーをちょびちょびと飲んだ。
ショボンとしている真理子の姿を見ると何故か夏歩はワクワクした、何時もなら一本吸ったら逃げるように台車に向かう夏歩だったが、今日は二本目を取り出した。
「そういやぁスパイスキッドの金子美月君、モデルの彼女いるんでしょ」
「あぁあれね、でも会見開いて否定してたしね、それに半年前くらいじゃん報道されたの、もう別れてるよ」
「三日間もあるのに」
「そうなんだよね、それにファンクラブに入ってたらチケット手に入りやすいはずなのにだよ、年間四千円も払ってるのにだよ」
そう言うと真理子は口をとがらせコーヒーをちょびちょびと飲んだ。
ショボンとしている真理子の姿を見ると何故か夏歩はワクワクした、何時もなら一本吸ったら逃げるように台車に向かう夏歩だったが、今日は二本目を取り出した。
「そういやぁスパイスキッドの金子美月君、モデルの彼女いるんでしょ」
「あぁあれね、でも会見開いて否定してたしね、それに半年前くらいじゃん報道されたの、もう別れてるよ」