デキちゃってない結婚
そんな真理子に気が付かない美月は入り口付近の座布団に腰掛け、宴会場にいる女性をチェックし始めた。直ぐに目に入ったのは雅樹の妹の佳奈だった。しかし雅樹から佳奈にだけは手を出すなと念を押されているため雅樹は他を探そうと佳奈の右隣の席に目をやった、すると美月は目を見開いた。その女性は完全に美月のタイプだった、モデル体系で顔は童顔、服のセンスも良い、ビールを飲む姿が色っぽい、美月は心の中でガッツポーズして立ち上がった。
宴会場に帰ってきた買い出しグループは外で何か作戦をたてたのかビールを次から次へと注いでいった。
美月は佳奈に話し掛けるふりをしてお目当ての女性の横をキープした。
「佳奈ちゃん久しぶり、雅樹来てないみたいだけど」
「あっ、今トイレで、何か体調悪いみたいで」
宴会場に帰ってきた買い出しグループは外で何か作戦をたてたのかビールを次から次へと注いでいった。
美月は佳奈に話し掛けるふりをしてお目当ての女性の横をキープした。
「佳奈ちゃん久しぶり、雅樹来てないみたいだけど」
「あっ、今トイレで、何か体調悪いみたいで」