地味子の素顔
「ほんとなんだな?」

「うん…哲也君、鈴を助けてあげて」

「当たり前だ」


俺は鈴の教室へ行き、鈴を呼び出した。
鈴はまた体操服だった…


「て、つや?何で…」

「ちょっと来い」


ぐいっと鈴を引っ張る。

「哲也?」


人気のない廊下へ鈴を連れてきた。

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