純情彼氏


「…っ……」

今度はあたしが泣きそうかも…


周りを見渡せば女子の群れ
逃げる場所なんて一つもない

質問責めにされる前に逃げないと……っ


そう思ったときにはあたしは橘の手を掴んで走り始めていた


「………っ」

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