純情彼氏

酷く争っているみたいで廊下に声が反響する

「今の声……………あんず?」

「だから、止めて下さいっ。七海は今携帯持ってないんですっ
だから返して下さいっ」

「……っ!!」

血の気が退く思いがした
まさかとは思った


そんな事が有るはず無いと


「………杏っ!!」

< 169 / 302 >

この作品をシェア

pagetop