純情彼氏
story7

両手に抱えたもの



「というわけで…復活しましたっ☆」

「復活しましたっ☆…じゃないっ!!」

真っ先に伝えたのは杏
呆れながらも祝福はしてくれた

「七海が幸せなら良いけどね……それでも…」

「…なっ…なに?」

「あんた次七海泣かしたら………叩きのめす」

「……しっ…しないっ」

フルフルと首を振る圭に杏は容赦なく技をかけていた

「な…ななみったすけ…っ…たすけてっ」

あたしの愛しい恋人は今日も今日とて泣かされています

「がんばれー」

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