純情彼氏

「……あたし先に教室帰る」

この状態で二人に話したって
きっと効果はないから
落ち着くまでもう近づかないことにした

‐‐‐‐‐‐
‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「………次はねぇからな」

「うるせぇよ。邪魔しやがって」

「…マジでおまえ変わっちまったな」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐……

あたしの居なくなった図書室でそんな会話を2人がしていることを

あたしは知らなかった

< 85 / 302 >

この作品をシェア

pagetop