私とアイツはバカップルではありません!!
「何でもないよ。
行こっか?」
私は大樹君に手をさしのべた。
「あー腹減った」
完全にスルーされた。
分かってたけどね。
大樹君、照れ屋さんだから。
「わぁ…美味しそう…」
食卓には色とりどりのおかずが並んでいた。
サラダ、スープ、ハンバーグ…豪華な食事である。
「さぁ、たんと食べてね!
紗奈ちゃん痩せ過ぎよ。
みなさい、守なんて…」
「余計なお世話よ!」
言っておくが、守は細い。絶対私より細い。
私は着痩せするタイプなのだ。言ってて悲しくなってきた。
ハイ、このネタ終了。