私とアイツはバカップルではありません!!
「パフェなら俺が奢ってやる。だから奏太とは食いに行くな」
「えー…」
茶髪と行ったら私は笹原晶のとで合計2杯食べれるってことでしょ。
やはり是が非でも…
「奏太と行くなら俺は無しな。
……スペシャルパフェ…」
スペシャルパフェ、だって?
「笹原晶!笹原晶さん!
今、貴方様はスペシャルパフェと呟きになられましたか!?」
私は必死に奴の襟の辺りをグイグイ引っ張る。
「……考えてやらんこともない」
笹原晶は出来ないことは言わない奴だ。知らないけど。願望だけど。
でも口数少ない人は重要な事しか言わないから、きっと守ってくれる。
「茶髪さんゴメンナサイ!やっぱり良いです」
スペシャル、だからね。