私とアイツはバカップルではありません!!
「ねぇ、アナタ。
やっぱり娘って良いわねー」
そこで初めてだんまりだったお父さんが口を開いた。
「そうだな。
だが何故かウチは男しか産まれない。諦めよう」
「そうね…5人目で諦めるというお話だったものね。
でも紗奈ちゃんはもらうのよ!諦めないわ!」
「……好きにしなさい。
しかし、あんまり相手に無理強いはよくないからな」
あ、お父さんが一番まともだ。周君恭君豹君亮君マジ天使。
「…本当、鈴木は年下好きなんだな」
「まぁね。多少見境がなくなるぐらいには。
笹原晶は年下の兄弟が居る割には手当てとか看病とか下手だよね?」