恋なんてしないもん!!
―…ぃ、…きろっ、おいっ!!
なんか声がする。「…おかあしゃん?」
いつの間にか寝てたようだ。窓から射す光は眩しく…って、私独り暮らししてるんじゃ!!
「おまえさ、昨日から俺を女と認識してるわけ?」
ちょっと待て。なぜ隣にすんでる人がここにいる?
ポカーンとしていると…
「あんたさ、なんも聞いてないの?」
「うん。」
本当になんも聞いてないな。
隣人も呆れた顔をしていると。
「はぁ…まずは名前、俺は栗原 優希。お前のお世話係だ。でもご飯は一週間交代で作るから。あと、合鍵は俺だけお前の持ってるから。」