君の唄
夢?
今日、ありえないことが起こった

俺は屋上に呼び出しされた

どうせ告られて振るんだろ って?

んなわけねぇだろ

呼び出したのは、あいつだったんだ!

これは夢だろうな・・・

こんなことあるわけないもんな

俺はしぶしぶ屋上へ上がった

あいつがいた

「おぅ」

俺はなにを言ってるんだ?笑

「ぁ、あ、あの・・・・」

これ夢なんだよな・・・・・・

俺はほっぺをつねってみた

痛っ!

夢じゃない・・・・・・

「あの、水島君のことがす、すす、好きです!あたしと付き合ってもらえませんか!?」

これは現実なんだよな!

「え・・・マジで?俺もおまえのことその、す好きだったから」

「え?」

そりゃぁ驚くよな

まさか自分のこと好きだったなんて

きっと俺とおんなじ気持ちなんだろうな

「こんな俺でよければ付き合ってください!」

なんか逆に告ってるよ俺笑

「は、はい!」

「痛っ!」

あいつ俺と同じことしてるよ!笑

俺とあいつはHappy End!とはいかなかった
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