私だけのヒツジ(執事)
二次会
◆二次会
泣き顔を誤魔化す為にメークを直し、二次会の会場を目指す。
そういえば葉月兄さんが、二次会に顔を出すとか出さないとか言ってたような・・・?
「おいコラ、やおい!」
そ、その声は・・・。
史也さんっ!?
「お前を店まで連れてけ、と瑠璃に頼まれた」
ちょっと迷惑そうな顔の史也さん・・・
でも、ぜーんぜん気にしません!!
「ハイっ、よろしくお願いしますっ!」
「しっかり掴まってろよ?」
そう言いながら、私の手を自分の腕に絡ませ・・・!?
(「キャ―――ッ!」)←声にならない
「こうでもしねーと、お前転びそうだからよ?
そんなヒールの高い靴、滅多に履かねーんだろ?」
ええ。
履きません。
履きませんとも――!!
「瑠璃からの伝言。
後でお前にブーケ渡すってさ」
ブーケ?
「神前結婚だからブーケトスはやらなかっただろ?
でもブーケはどうしてもお前に渡したいって。
後で渡すって言ってたから・・・貰ってやってくれ」
泣き顔を誤魔化す為にメークを直し、二次会の会場を目指す。
そういえば葉月兄さんが、二次会に顔を出すとか出さないとか言ってたような・・・?
「おいコラ、やおい!」
そ、その声は・・・。
史也さんっ!?
「お前を店まで連れてけ、と瑠璃に頼まれた」
ちょっと迷惑そうな顔の史也さん・・・
でも、ぜーんぜん気にしません!!
「ハイっ、よろしくお願いしますっ!」
「しっかり掴まってろよ?」
そう言いながら、私の手を自分の腕に絡ませ・・・!?
(「キャ―――ッ!」)←声にならない
「こうでもしねーと、お前転びそうだからよ?
そんなヒールの高い靴、滅多に履かねーんだろ?」
ええ。
履きません。
履きませんとも――!!
「瑠璃からの伝言。
後でお前にブーケ渡すってさ」
ブーケ?
「神前結婚だからブーケトスはやらなかっただろ?
でもブーケはどうしてもお前に渡したいって。
後で渡すって言ってたから・・・貰ってやってくれ」