大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?



「てことは、なに??


あんたは愛梨が好きだけど


心の片隅に別の人を


想ってるから愛梨とは


付き合えないって事!?」


「近からずとも遠からず。


まぁ、そんな感じじゃね?」


適当な…


「意味分かんない!


前カノの事が心残りとか


当たり前じゃんっ


みんな、そうやって


恋愛していくもんやろ?」


「知らんわ。


はい、終わり。


お疲れ様でしたー」


「…ありがとうございました。

つーか、それがプレイボーイ


のセリフかよ!


あ、1人に絞られへんてこと?

不特定多数と遊びたいとか」


「ちげーよ。あれは別に


暇つぶし。これはそういう話


やない。」


ふーん..


まぁ一応、愛梨と他の女子は


区別しとんや。


「じゃ、俺もう戻んぞ。」


「あ、まだ話終わってない!」

「つーか、お前関係無くね?


ほっとけよ」


カチン(-"-;)


「ほっとけへんから、


わざわざ首突っ込んでんねん。

だって…親友やもん」


くっ、ハズい事言わすな!


「へぇ~。珍しい言葉聞けた♪

てかお前ツンデレかよ(笑)」


「はっ!?ちゃうし!」


「ま、何でもいいけど


早く時間作ってくれよ?」


あ、そうやった!


華奈に話したいことか…


何やろ。


「ほんじゃ、金曜に


ここの前のカフェで」


「了解」


バタン!


でも、東藤全然


話してくれんかった。


ほぼ華奈のカンで


喋ってたし…。


…首突っ込むな…か。


確かに華奈の問題やない。


でも、華奈には華奈にしか


出来ん事あるやん?


華奈がちゃんと名前を


覚えようと思った愛梨…


うん、もうちょい


頑張るか


「MIYA、入るね」


「はい」


「MIYAって男の人と


全然話さないのに、東藤君


とはよく話すわね?」


「聞いてたんすか??」


「いや、喋ってるなぁ。て事


ぐらいしかわかんなかったけど」


「そーですか…。」


にしても、話って何やろ?


実は心の片隅におんのは


華奈やったりして(笑)


裏切りになるやん~


「本当に大丈夫??」


「大丈夫ですよ、ハッキリ


言うと東藤は嫌いですし」


「…でも、名前覚えてるんだ?

珍しい」


え、大丈夫…やんな?





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