大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
目の前に瞬の肩があって
何も見えない。
…あったかい…
瞬の背はそんな高くなくて
うちと同じぐらいで、
大きな胸の中にすっぽり
入った訳じゃないのに、
本当にそう感じた。
さっきからちょっかいを
かけてくる矢口の彼女?
がまた話しかけてきた。
「えっ、瞬じゃん~?
今度はそんな賢い子
にまで手ぇ出してんの?
勉強の妨げになっちゃ
ダメだよ??」
とクスクス笑う。
うっさいな!
関係ないやん?
とも言えず、うちは
瞬の肩で泣く。
「っせえな!こいつは
そんなんじゃねーんだよ」
!!?
よく、廊下で瞬と
すれ違ってたけど、
瞬が女子にキレるのを
見たんは初めて…
「…やあだ。瞬怖ーい」
苦笑いをする矢口の彼女。
「つか、なんな訳こいつ。
まさかこんなプレイボーイ
と遊んでるとか言わねー
よな!?」と矢口が言う
余計焦る矢口の彼女。