大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
「瞬…?」
俺の顔を覗き込む愛梨。
あー可愛い。
離したくねぇ。
…やけど……、
「なぁ、愛梨。
好きやで。」
「…っな///!」
ほら、もう。
こんなんで、顔赤くしよる。
かっわえ///
ほんま好っきゃわー。
「…やけどな、お前にはこんな
未練タラタラな奴似合わん!
もっと、賢くて、背高くて、
優しくてええ奴おるよ。
なんか嫌な事あったら呼べや?
いつでも助けたるから。」
「っ瞬…んなこと言わ…っとって…」
俺、ほんま最低。
いつもそう。
最期まで好きな奴泣かせる事
しか出来ひん。
「俺、家出るからさ。
いつでも呼んで?お前が俺を
必要とした時は絶対駆けつける。
やから幸せにな…」
バチコーン!
「アホかっ!ほんまに好きやったら
一生側にいたれや、バカヤロウ‼」
「いって…、真宮……っあ!」
…俺は真宮を保健室から一旦
連れ出す。
「ちょ、なんやねん」
「真宮、俺らもう解決策
無いかな??」ドーン。
「は?なにさっきのカッコつけた
言葉は幻覚⁇」
「いやいや、あれも本音やけども!
もう…大事な奴は、諦めたない…」
「うわ、きっもー。
華奈もう帰っていい?」
「なんでやねん!おま、何しに
来たんや!‼つか、どこいっとったん?」
「んー内緒。
て、んなことより東藤。あんた
ほんまに愛梨の事、大切に
出来るん?絶対もう諦めたり
せえへん??」
なんや、今更…
いや、今更でも無いか。
ずっと、自分の気持ちに周りに
嘘ついてきたもんな、俺。
「あぁ。愛梨を掴めたら、
一生離さんよ。絶対大事にする」
「……なんか、誘拐犯のセリフ
みたい。」
はあ?
「いや、俺は真剣に…」
「分かっとるよ(^ ^)
しゃーないなぁ。華奈がなんとか
したるやん?」
真宮…。
………つか、どうやって?
↑どうやってとか言うなら
真宮に頼んなよ。
「ま、任せなって♪」