大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
さーて、………
暇だな。
何この時間!
海があるのに入れないし、
暑いし、あーもうっ
勉強道具持ってくれば
良かった!!←??
「お。可愛いお姉ちゃん発見〜♡」
ん??
レジャーシートで、
なんやかんやとウダウダ思ってる
うちに、誰かが話しかけてきた。
「お姉ちゃん、可愛いね。
俺らと遊ばない??」
……いや、てか誰なん??
まぁ、とりあえず。
「全然っ、可愛く無いです!
お世話はやめて下さい。」
最近、瞬に群がる女子達を
見て、ある程度ヘコんでるんやから
そういう事言わんとってやぁ。
「いや、十分可愛いから
大丈夫♪1人??遊ぼーぜ。」
嘘!それにしつこいー
「彼氏待ってるんで…」
「彼氏なんか置いといてさぁ、
俺らと遊ぶほーが楽しいって!」
なんつーか、チャラいね。
金髪さんと茶髪さん。
どっちもピアスいっぱい
空いてるし…
「………よく分からんねんけど、
何でうちに構うん??」
お兄さんら2人はちょっと
ビックリしてる。
「いや、構うってかナンパ?
お姉ちゃんと遊びたいなーって」
純粋にそれだけなんや。
てか、コレがナンパかー
「金髪さんと茶髪さんは
彼女おらんの??」
「おらん、おらん!笑
おったらこんな事してへんしっ」
「そうそう、俺ら彼女おったら
意外と一筋やから!」
ほへー。チャラいから
なんか意外……。
てか、おらんねやー
2人共結構イケメンさんやのに…。
「ふぅん。」
「てか、金髪さんて言うた
俺は勇吾(ユウゴ)な(^ ^)」
「あ、茶髪の俺は塔矢(トウヤ)」
え?えーと、
「うちは、愛梨。
でも、2人共イケメンやのに
彼女おらんねやな。」
「あー、多分俺らの見た目やな。
チャラいやろ??」
と、勇吾さんが言う。
「まぁ、確かに。
でも、雰囲気良いし全然
怖ないで??」
「愛梨ちゃん、イイ子っ♡」
と、勇吾さんがうちを
抱きしめよーとしたけど…
「いや、初対面でそれはあかんので」
やめて下さい。
「そーやぞ、お前!
顔怖いんやから、いきなり
近づいたら愛梨ちゃんビビるやろがっ」
いや、それは無い。
「え〜、俺と愛梨ちゃんの
仲やのに〜?」
「まだ、どんな関係にも
なってないやんけっ!!」
塔矢さん、ナイスツッコミです。