大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
◆おい、またか!
そっからの瞬はすごい優しくて
片時もうちから離れようと
せえへん。
あー、そろそろ暑いかなぁ、うん。笑
「ジュース買ってくんね」
「…俺も行く」
「…うん、行こっ」
やっぱりおってくれた方が
安心やもんね。
ーーーそっからの時間は
とにかく短く感じられた。
カキ氷食べて、
砂のお城作って、
いっぱい泳いで…
気がついたらもう、4時すぎだった。
「うわぁ、時間立つん早いね。
もうそろそろ帰る?」
瞬は寝転びながら
チラリと時計を見る。
「おー、もうこんな時間か。
せやな。…でも、帰りたないーー」
わがままか。笑
「また夏にでも、来たら
いーやん。さ、着替えよ?」
「…ん。」
可愛いな、ほんま。
キラキラと頭に光る海水
に、見かけた人たちは
一瞬 ほうっ/// と瞬に目を奪われてる。
カリスマ性あるわぁ。
………。
うちの瞬やのに…、て
別にその人たちと瞬が
どーにかなってる訳ちゃうけどさ!
あ、桜は見てええで!←桜 :はい?
「…嫉妬?」
首をかかげて、うちの
顔を覗き込む瞬。
うちって、分かりやす!!!
「ちゃうしっ///」
「ふぅん??」二ヤ
む、ムカつく!!
「じゃあ、また後で集合やで!」
バタン!!
シャワールームの扉を
乱暴に閉めてもーた。
あぁー、ごめんなさい!
うちって、ほんま…
アホやわぁ…。