大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
◇高2だっ!
ピピピピ……
「んっ…、ぁーもう
うるさい…」
カチッ!
「むにゃむにゃ…
…ん、えー…と」
今は…7時15分!?
「いやぁ!!
始業式やのに遅刻やんっ」
バッと飛び起きる。
もーお弁当作られへんかったぁ(泣)
とか思いながら制服に着替える
ん?
「あ、そーや。
お弁当、瞬が作るんや!
やから…うちの目覚まし
この時間…」
丁度、着替え終わった頃。
「てめ、愛梨おせえっ
冷めんぞ!」
そんな声が耳を痛くする。
うちはタンタンと下りて
「起きてるもんっ//」。
「へーへー。
ほら、はよ食べ!
遅刻したいんなら止めんけど?」
う゛っ!
「いただきます…」
瞬はエプロンを外して
支度を始める。
もう食べてたんや?
「愛梨の弁当それな。」
「ん?
あ、これかぁ」
ピンクの弁当がキッチンに
あった。
ふ~ん。どんな風に出来てん
のかな?
うちは弁当を開けようとする。
ガッ
後ろからガッチリ捕まれた
「ダーメ。まだ開けんな。
後でな?」
「…なにそれ。」
とか言ってる間に…
「遅刻ぅ!?」
ヤバ、まだ食べてるし…
「だっせ。んじゃ、俺
先行くから」
ガチャ…バタン。
…てっきり一緒に行くとか
言い出すと思ってたのに。
って、ちょっとこの状況で
置いとかんとってやー(泣)
*瞬side
ふう。
何であいつは昨日の今日で
あんな普通やねん!
ほんまムカつくわぁ。
俺は演技ならそういうん
いけるけど、素やと
やっぱ思いだしたりするやん?
あー、はよ行こ。