大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
「騙された?」
うちは東藤に尋ねる。
「お前も騙されたんじゃ
ねーの?」
えっ?…あぁそーいえば。
「確かに!東藤のこと
なんて聞いてなかったもん」
「呑気だな、お前。
そだろ?まさかと思った
けど、やっぱお前やった
なんてな。10年もたつと、
おばさんの顔もうろ覚え
やったし。くっそ…」
「え、あっそーなんだ?」
てゆか、呑気って。
ムカつく…
「まぁ、結婚自体は
反対じゃねーんだけどな?」
「あっ、それはうちも!」
「だからここおるんやろ?」
微笑を浮かべる東藤
そ、そやけど~
何か一々発言がイラッ
とくるな。
なんて、思ってたら
東藤が「お邪魔~」
って家に入って行った
「は、ちょ、待ってやー」
リビング手前で東藤を
捕まえる。
…つもりだったが、
普通にソファに座られて
しまった。
「…何」
ちょっとうざそうに
言う東藤。
「いや、ここうちの
家だからっ!自分ちに
帰ってよ!」
ここに1ヶ月住む!?
2人っきりで!?
冗談じゃない。こんな
プレイボーイと…
「や、無理だし。」
はあ!?