大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
「ねっ、今日は私と
遊ぼーよ?」
ニッコリ笑顔はとても可愛くてただ、メイクが濃すぎると思う。
「んー、マジでやだったら
推された時点で意地でも
断ってるし??
あ、んで聞いてるかも
やけど俺もうしばらくは
遊ばねーからよろしく」
えっ?女遊びせーへんって
ことやんな…
何故!?……まぁ、近くに
うちみたいなんがおったら
遊ばれへんか…
「でも一緒に
帰ったりとかは出来んで。
それでいーんなら♪」
なんや、珍しくピュアっぽい
こと言っとるやん!?
ギャルの子達は戸惑ってる様子
「え゛、やっぱり
あの噂マジやってんや?」
「嘘やん、まさか瞬に
限ってそれはないやろ!」
「いや、でも今実際…」
「ありえへんし。毎日女
とっかえひっかえしてたのに
いかなり、とか」
「やっぱ彼女出来たんかな?
漫画の王道的展開でさ
『こいつ一筋やからもう遊ばん』
みたいな?」
「えー、ありえんやろ?
だってだって瞬やし」
「ていうか、これがほんま
なんやったらあの噂もほんま
ちゃん?」
いやーボロクソ言われてんねー
真横で全部聞こえてる瞬は
超複雑な顔しとるし(笑)
「…ぁーあの噂ね。
蘭潟愛梨と同棲中とかいう」
「しっ!聞こえんじゃん」
全部聞こえとるけどねー
てか、すごいな。
情報早すぎ
「てことは、必然的に
蘭潟愛梨と瞬が付き合ってる
ってことやんな??」
え、は??
ギンっと鋭い目で睨まれた
「え、え?ちょっと待ってや。
嘘やろ??」
このパターンはあれやん。
イジメ発生ちゃん!??
「…じゃあ、今日のとこは
帰るね?瞬またね~」
「おぅ」
いやいや、おぅ。やなくて!
ギャル達が帰って
瞬は大爆笑し始める。
「ははっ、愛梨巻き込まれてるし(笑)」
「笑ってる場合やなーい!!」