大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?
教室に戻ると5限が
始まっていた。
まぁ例のごとく、自己紹介
やし、いっか。
ガラガラとドアを開けると
教室内がざわついた。
…そりゃ、そうか。
普通に生活してたら生指
なんか一生お世話にならんし…
しかも、うちみたいな生徒が
生指なんか絶対
ありえんからなぁ。
ニコニコ戻ってきたうちに
過激派たちは悪口を
言っている様子…ざまぁ(笑)
つーか、あなた達の大好きな
瞬の方が困ってますけどね…
「って、うわっ!」
席に着こうとしたら
華奈が来ていた。
「よ。」
いや、よ。って…
昼から、華奈が来んの
とかめちゃ珍しいし。
「どしたん?」
「なんか面白いこと
起こる予感がした」
華奈の目がキラッと光る
……す、すげぇな、華奈。
って
「おもんないわっΣ(°□°;)」
「え~そうなん?
2人で生指呼ばれた~って」
え…?
「それ、誰から…?」
情報超早いな。
「華奈のセンサーから」
セ…センサー??
「お前はどこの
ロボットやねん!!」
ハッ!授業中やった…
「蘭潟さん、何があったのか
知りませんが落ち着いて。」
「…すみません」
皆にもクスクスと笑われた。
「蘭潟さんてあんな
性格やってんやぁ」
ちゃうで!みんなちゃうねん!
いつもはもっとやな…
↑何がちゃうのやら…
「東藤や中島と一緒におるし、
生指に呼ばれるし、授業中
意味分からんこと叫ぶし…
蘭潟、めちゃ意外やわ」
あー男子のみんな!
ちゃうねんで!!意味分からん
こと言うんは華奈やからっ
↑責任転化。最低(笑)
「あー、モデルの真宮とも
仲良いしな。超ビックリ」
うちのイメージ像、クラス替え
2日で総崩れ!?
「ほんま、もっと堅い奴やと
思てたわ」
え?
「なぁ、普通の人やん。
つうか逆におもろい(笑)」
「ほんまそれ。話しかけ
やすそう♪」
え、え!?
「みんなも静かに!
自己紹介、続きお願いします」
………。
「『意外』と好評じゃん♪」
と華奈に言われる。
「うち…頑張るわ。」
「お…おぅ?」