大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?



*愛梨side


現在、AM.5:30です……?


瞬がそんなに悩んでるとは


つゆ知らず、うちはぐっすり


寝てましたっ!


「愛梨、起き」


耳元で声がする…


…誰の、声…?


「愛梨」


……瞬っ!?


うちはバッと起きる。


「え、なんでおるんよ


変態っ!てか今、何時?


えっ!?えっ!?」


大慌て。


「5時30分だ。起きろ」


5時30分!?


早くないすか??


「え、なんでやねん?


今日の弁当は瞬やろ。」


うちは、意味分からん。て


瞬にそう言う。


「ばーか。もう作ったよ


それより、可愛くなんだろ?


ほら起きろって」


え、可愛く…?


「わ、分かった。


5分待って!着替えるから」


「ん。1秒でも遅れたら


お仕置きやから」


「は!?」


瞬は部屋から出て、


いーち、にーい … とか


言い始める。


お仕置き!?どゆこと!??


素の瞬らしくない…


っあ、そういえばなんか


うちに負けず劣らず眠そう


やったし、寝ぼけてんのか?


と、とりあえずヤバい!


急がなっ!


「29ー、28ー、27ー」


↑カウントダウン


「はいっ、お待たせっ」


あと、30秒なかったし…


ギリギリセーフやんな?


「…瞬?」


瞬はボーッとうちを見てる。


「…よう間に合ったやん?


よく、出来ました」


瞬は、うちをなでなで。


うちの顔がカーッと赤く


なるんが分かる…


「っっっ!!?////」


その素の笑顔はあかんやろ。


…嬉し恥ずかしすぎて、


瞬の手をどけるタイミング


見つからんかった。


「さ、来て」


「う…うん」


うちは瞬の顔をそ~っと


横から覗き込む。


は、半目!!


瞬が寝ぼけたら


こうなるんか…


ちょっとにやけてきた(笑)














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