大阪プレイボーイ超甘々な君と2人っきり!?



大人しく瞬についていった。


「ほら、顔洗って」


「あ…うん」


ちなみに可愛くなるって


具体的になにすんねやろ?


「まず、下地からやな。


はい、ここ。」


ポンポンと椅子を叩き


『座れ』と合図される。


ん!?


メイクが始まった…!!


なんか色々早すぎて


分からんけど。へぇ~メイク


ってこんなんすんねや。


↑メイクしたことない。


「上、向いて」


「はぁい」


ていうか


こんな大量のメイク道具…


瞬なんで持ってるん!?


じ、実は女装の趣味が


あったとか!!??


いやいやいやいや


シャレならんわ。


だって、瞬の顔て結構


整ってるし中性的なイケメン


やし…。瞬…背低いし。


そんな体ごつないし…


あ、あれあれ?なんか思考


がそっちに進んだら


おもろいぐらい当てはまるで?

って、ヤバすぎやしそれ…


瞬、あかんで!て視線を


瞬に送る。


「ん、なに見とれてんねん」


「いたっ!?」


デコピンされたし、いったぁー

「目線下げて」


もうっ!!


「…聞こえた?」


「聞こえました。」


うちは目線を下げる。


でも、さ


なんでも真剣にやんのは


カッコいいよね。


今、めっちゃカッコよく


見えたもん。


たとえ趣味の女装のことでも、

必死に学んだことなら


自信持てるんじゃないかな?


「ほらよ、出来た。」


「うっそ。早っ!


メイクってもっと時間かかるん

ちゃうん? 今、10分ぐらい


しか…」


「あ~、うっせ。


鏡見ろよ」


と、瞬は鏡をうちに見せる


「え゛ぇ!?」


これがうち??


ヤバいやん!そこらの雑誌


のモデルみたい…


すっご。こんな変わるもん?


「…これって、


すごいんやんな??


瞬、なんでも出来るやん…」


「別に、なんでも出来る訳


ちゃうよ」


瞬はメイク道具をぱぱっと


片づけている。


にしても、スゴい!


うちやないみたい…


あ、そや。


「なぁ瞬、


メイク出来たりメイク道具


いっぱい持ってるんは


女装が趣味やから?」


↑超ストレート(笑)


ドキドキ…















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